QGISプラグインが読み込まれない
症状:Tractrixのメニューやツールバーがない、またはプロセシングツールボックスにTractrixプロバイダーがない。
- ヘルプ → QGISについてでQGISのバージョンを確認します。3.34以降が必要です。
- プラグイン → プラグインの管理とインストール → インストール済みを開き、Tractrix for QGIS (OpenAirside)にチェックが入っていることを確認します。
- ZIPをご自身で作成した場合、最上位に
openairside/フォルダーがあり、その中にmetadata.txtがある必要があります。リポジトリ全体ではありません。
- ビュー → パネル → ログメッセージを開き、Python errorとPluginsのタブを確認します。トレースバックがあれば不具合報告にコピーしてください。
- プロセシングツールボックス自体がない場合は、コアプラグインのProcessingを有効にします。
AutoCADやRevitで「Engine not found」
症状:TXコマンドが「The Tractrix engine (tractrix-engine) was not found」と探索したパスの一覧を表示して停止する。
ローカルエンジンの場合、アドインは次の場所でtractrix-engineを探します:TXSETTINGSで設定したパス、環境変数TRACTRIX_ENGINE、%ProgramData%\Tractrix\engine\、アドインのengineフォルダー、PATH。
- アドインを再インストールします。インストーラーが同梱エンジンをアドインの
engineフォルダーに配置します。
- ウイルス対策ソフトが
tractrix-engine.exeを隔離した場合は、復元して除外設定を追加します。
- pipでエンジンをインストールした場合は、TXSETTINGSまたは
TRACTRIX_ENGINEにフルパスを設定します。
- または、TXSETTINGSでCloudエンジンに切り替えます。
操向角超過の解説
症状:種類がsteering_limitで、値が限界を超えている指摘事項。
描いた線をたどるには、前輪を機体の最大操向角より大きく切る必要があります。エンジンは経路に沿った機首方位の変化の速さから角度を求め(δ = arctan(L dθ/ds))、最も厳しい地点を示します。多くの場合、その機種にはカーブがきつすぎるか、線に折れ点があります。
- 鋭い頂点やデジタイズによる小さなジグザグがないか確認し、角を現実的な半径の円弧に置き換えます。
- 旋回半径と180度旋回で求めた機種の最小旋回半径と比較します。
- ライブラリの
steer_sourceを確認します。既定の限界(60°または65°)が使われている場合は、メーカーの値を調べて上書き値として入力します。
- プッシュバックでは、限界は機体の操向角限界ではなくトーイング操向限界です。
舗装端余裕の不足の解説
症状:種類がedge_marginの指摘事項、または最小舗装端余裕が負の値。
主脚外側タイヤが、基準の車輪–舗装端間隔(たとえばICAOではA320で3 m)よりも舗装端に近づいています。負の値はタイヤが舗装から外れていることを意味します。カーブでは通常、主脚が内側に食い込んでいるためで、舗装にフィレットが必要です。
- 正しい追従点を使っているか確認します。誘導路の設計には操縦席を使います。
- 舗装レイヤが経路全体を覆い、有効なポリゴンであることを確認します。
- 誘導路フィレット/必要舗装面を実行して、機体に必要な舗装を作図します。
- チェックは追従点が線上に乗ってから始まるため、最初の数メートルは検査されません。
座標系と地理座標の入力
症状:結果の位置や大きさが違う、または包絡域が数センチしかない。
- QGIS:地理座標系(度単位、例:EPSG:4326)のレイヤは現地のUTMゾーンで計算され、出力はそのUTM座標系で書き出されます。QGISはオンザフライで再投影しますが、正確な作業にはプロジェクト全体でメートル単位の投影座標系をお使いください。
- フィート単位の投影座標系は非メートル系として扱われ、同様にUTMで計算されます。
- CAD:図面単位(
INSUNITS)を設定します。単位のない図面は単位あたりのメートル数の設定を使います。
- Cloud:GeoJSONは平面メートルである必要があります。DXFの単位は
$INSUNITSから読み取り、単位のないDXFは警告を出したうえでメートルとして読み込みます。
Cloudのサインインとトークンの問題
症状:サインインできない、確認リンクの期限が切れた、またはAPIが401、402、403、503を返す。
- 確認リンクの期限切れ(24時間後):サインインページから新しいリンクを請求してください。パスワード再設定リンクの有効期間は60分です。
- 試行回数が多すぎる:サインインには回数制限があります。1分待ってから再試行してください。
- 401:トークンが誤っている、失効している、または期限切れです。新しいトークンを作成してください。トークンは
tx_で始まります。GET /api/v1/whoamiで確認できます。
- 403「Viewers cannot run simulations」:管理者にメンバーロールを依頼してください。
- 402:組織がプランの上限に達しています。メッセージに該当する上限が示されます。
- 503(混雑):
Retry-Afterの秒数だけ待ってから再試行してください。504:シミュレーションが30 sを超えました。経路を短くするか、Web上での実行をお使いください。
- CADでは、別のコンピューターや別のWindowsアカウントで保存したトークンは復号できません。TXSETTINGSに貼り付け直してください。