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Tractrix for QGIS

OpenAirsideの全ツールを、QGISのプロセシングアルゴリズムとして。線を描いて機種を選ぶと、走行包絡域、クリアランス包絡域、軌跡、アニメーションする平面形状、すべての指摘事項が、任意の投影座標系の実際の地図レイヤとして得られます。

概要提供中
バージョン
0.2.0
QGIS
3.34 LTR~4.x、Qt5・Qt6
プラットフォーム
Windows、macOS、Linux
ツール
プロセシングアルゴリズム10種
ライブラリ
航空機388機種、地上車両14種類
ライセンス
GPL-2.0-or-later、無料
価格
無料(Communityプラン)

プロセシングツールボックス → Tractrix

10のツール、一貫した出力。

マニューバ系のツールはどれも同じ5つのレイヤ(包絡域、軌跡、平面形状、姿勢、指摘事項)を出力するので、スタイル、モデル、レポートをツール間で共通に使えます。ツールはTractrixメニューとツールバーからも利用できます。

航空機

航空機経路シミュレーション

描いた中心線に沿った走行を、前脚・操縦席・任意の追従点でシミュレーション。複数機種を選んでグループ経路にしたり、機種をフィールドから読み込んだりできます。

航空機

プッシュバック/トーイング

主脚を線上に置いた後退プッシュバック、または前方トーイング。トーバー式またはトーバーレストラクターを選べ、前輪角をトーイング操向限界と照合します。

航空機

旋回半径と180度旋回

メーカーの空港計画マニュアルと同じ方法でR1–R6を求め、180度旋回に必要な最小舗装幅を算出します。地図への作図も可能です。

航空機

ジェットブラスト等値線

アイドル、ブレークアウェイ、離陸推力の等値線を任意の速度で、スポット上または経路に沿って求め、エンジン吸込み危険区域も出力します。

スポットとエプロン

スポット設計

導入線に沿って進入・駐機し、第14附属書のクリアランス区域と停止線灯を作図し、隣接スポットや障害物との干渉を表示します。

エアサイド設計

誘導路フィレット/必要舗装面

操縦席を中心線上に置き、主脚外側の軌跡帯に車輪–舗装端間隔を加えます。既存舗装に足りない部分がフィレットです。

エアサイド設計

包絡域の離隔

平行誘導路上の航空機など、異なる実行の包絡域間の最小距離を求め、最短線を作図します。

地上車両

GSE/車両経路

トーイングトラクター、手荷物カート列、ローダー、給油車、ランプバス、消防救難車を、操向限界とトレーラーの屈折角を考慮して計算。90°を超えるとジャックナイフを警告します。

ライブラリ

航空機・車両の一覧表

388機種の航空機ライブラリ(ICAOコード文字やテキストで絞り込み可)と、14種類のGSEライブラリを表として出力します。

出力

スタイル設定も、検索も、アニメーションもできるレイヤ。

出力は作業座標系の通常のQGISベクタレイヤで、読み込み時にelementカテゴリでスタイルが設定されます。平面形状にはタイムスタンプがあるのでTemporal Controllerでマニューバを再生でき、height_mフィールドでQGIS 3Dの押し出し表示もできます。

地理座標(EPSG:4326など)の入力は、自動的に現地のUTMゾーンで計算されます。

マニュアルの出力フィールド → (英語)

表1 マニューバ系ツールが出力するレイヤ。
レイヤジオメトリ内容
包絡域ポリゴン走行包絡域とクリアランス包絡域、脚・エンジン・トラクターの軌跡帯
軌跡ライン前脚、操縦席、主脚外側タイヤ、翼端、尾部、エンジン
平面形状ポリゴンNメートルごとの機体外形(時刻、機首方位、操向角付き)
姿勢ポイント各サンプルの基準点、操向角、限界チェック
指摘事項ポリゴン操向角超過、舗装端余裕の不足、障害物との干渉
レポートHTML任意のレポート。サマリーはJSONでも返されます

デモプロジェクト

あえて不完全にした空港で試せます。

リポジトリには、全ツールの出力を計算済みのsample_data/demo_airport.qgzが含まれています。内容は次のとおりです。

  • 45 mの旋回が2か所あり、フィレットのない誘導路
  • 4つのスポットがあるエプロン。S2とS3はコードCとしては意図的に近すぎる配置
  • プッシュバック経路と手荷物カート列の経路

デモを順に見る → (英語)

計画支援ツール

Tractrixは計画支援ツールであり、認証された設計ツールではありません。運動学モデルはタイヤの横滑り、差動推力、ブレーキを考慮していません。FAAデータベースの寸法以外のジオメトリは推定値で、ジェットブラストは経験的な推定です。重要な設計はメーカーの空港計画マニュアルと照合してください。

アルゴリズムID

スクリプトやモデルからは、openairside:aircraft_path、openairside:pushback_tow、openairside:turning_analysis、openairside:jet_blast、openairside:stand_design、openairside:fillet_design、openairside:envelope_separation、openairside:vehicle_path、openairside:aircraft_library、openairside:vehicle_libraryとしてツールを呼び出します。Tractrixへの名称変更後も変わっていません。

インストールは2分で完了。

ZIPをダウンロードし、「プラグイン → プラグインの管理とインストール → ZIPからインストール」を選びます。追加のPythonパッケージは不要です。